• TOP
  • 精密歯科治療

精密歯科治療

歯科治療を成功に導く
数々の工夫

肉眼の25倍の
拡大視野の世界

当院ではほぼ全ての処置でマイクロスコープを使用しています。
拡大された視野でおこなう治療が肉眼での治療に比べて遥かに精密であることは言うまでもありません。
拡大視野では、歯をおおまかに削るということがないため、歯を削る量を最小限にできます。

当院では麻酔にもマイクロスコープをつかっています。
毛細血管を避けてゆっくり麻酔できるため、痛みも最小限にすることができます。

  • 肉眼で見たイメージ
  • マイクロスコープ(25倍)で見たイメージ
  • マイクロスコープを使用した注射麻酔

ラバーダムの使用

ラバーダムという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ラバーダムとは治療する歯だけをゴム素材の材料でアイソレート(隔離、独立)することによって、治療中に唾液や、歯茎からの滲出液を治療部位に触れさせないテクニックです。

特に歯の神経の治療や、被せ物や詰め物をくっつける時に用います。

被せ物をつけるという治療は、接着材でものをくっつける作業にも似ています。
大雨のなかや濡れた状態では物がうまくくっつかないのは当たり前です。

手間がかかるため、省かれてしまうことも多いのですが、治療の成功や長持ちには不可欠であると当院では考えております。

  • ラバーダム設置
  • ラバーダムを使った神経治療例

MTAセメントで歯の神経を限りなく残す

一般的には歯の神経がなくなるとその歯の寿命は縮むといわれています。
また一度神経をとってしまうと、その神経がもどることはありません。
従来では歯の神経を取るしかなかった場合や他院では神経を残すのが難しいと言われた場合でも、状態によっては神経が残せる可能性があります。

当院では神経を可能な限り残すための工夫をしております。

MTAセメントとは簡単に言うと神経を残すことに特化した材料です。

通常、虫歯が深く、神経にまで到達してしまっている場合、いままでの治療では神経をとらなくてはいけませんでした。
しかし技術の発展により、ある条件の元では虫歯に感染してしまっている神経のみ取り除き、健康な神経は残すということが可能になりました。

そのためには、
1:マイクロスコープでの拡大視野で神経を直接見ながら治療ができること。
2:ラバーダムをして唾液等による感染のリスクがないこと。
3:質のいいMTAセメントを用いること。

が必要です。

目に見えて効果がわかる治療ではないのですが、自分の歯を長く健康に保つためには非常に有意義な治療ですので当院では可能な限り神経を残すことを重視しております。

  • ラバーダム&MTAセメントでの治療例

様々な診断材料

歯の情報は多ければ多いほどより的確、精密な診断をすることができます。
当院では、一般的な検査に加え以下のような検査を積極的におこなうことで、より精密な診断、わかりやすい説明ができるよう工夫しております。

CT

一般的な2次元のX線に比べ、3次元で歯や骨の状態を把握できるため当院では積極的にCTの検査をしております。

3D口腔内スキャナー

歯科もデジタル化が進んでおり、従来のベチャッとした材料ではなくお口の中を撮影するだけで、型取りができます。
不快感がなくなるだけでなく、その場で自分のお口が3Dで確認できるので、治療中の部位やお口のよりリアルな状態がわかります。